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自己効力感って何?って聞かれて、咄嗟に答えられますか?

週末、子どもとニフレルに行ってきました、桑原です。

水族館と動物園が合体した施設で、子どもは大喜びでした。

暑いので室内で子どもを遊びに連れていける場所は有難いですね。

 

 

さて、今日のテーマは「自己効力感」について

 

自己効力感とは、自分の行動によって、周囲に影響を与えることができるという感覚のことを言います。

って、よくわからないですよね?

 

自信には「自尊心」と「自己効力感」の2種類があります。

ざっくり説明すると

行動が伴っている自信を「自己効力感」

行動が伴っていない自身のことを「自尊心」と分類できます。

 

分かりやすい例でいうと

  自尊心は・・・「勉強したら、テストで良い点数が取れるだけの能力を俺は持っている!!」

  自己効力感は・・・「毎日2時間、塾で勉強した(行動)から、テストでいい点数が取れる!!」

こんな感じです。

 

パッと見、自尊心ってヤバそうに見えますが、自尊心も大事なんです。

なぜなら、自尊心がないと、行動できないからです。

 

まだ実践していないことに対して、人は恐怖を感じます。

でもチャレンジしないと成長できない。

じゃぁこの未知への恐怖を乗り越えるためにどうしよう??

 

そうだ!根拠のない自信で恐怖を乗り越えよう!

これが自尊心の力です。

 

そして、自尊心により行動を積み重ねた結果、

自己効力感が身に付きます。

 

つまり

恐怖 → 自尊心 → 行動の積み重ね → 自己効力感

という流れになります。

 

 

 

ここからが今日の本題。

自己効力感って、どんな効果があるのか?

 

実は、自己効力感は

「夢を実現する能力に直剣に関連している」ことを

複数の研究が明らかにしています。

 

一つご紹介すると

レスリング部に所属している200名の高校生を対象に調査しました。

 

  すると、 

  前年シーズンの試合結果に関わらず

  自己効力感を持った生徒は、自分の能力を疑う生徒に比べ

  今年の試合成績が良くなるという結果が出ました。

 

  つまり去年1年間の試合結果(つまり能力)とは無関係に

  自己効力感を持つだけで、未来の試合結果にプラスに作用するわけです。

 

  練習(行動)は嘘をつかないといいますが、

  練習 + 自己効力感 によって、結果が上向くというわけです。

 

しかも、この効果は

困難な状況下では特に現れるということが示唆されています。

 

  レスリングは時間切れになったらサドンデスとなり、

  最初にポイントを取ったほうが勝ちになります。

つまり、サドンデス = 身体的なスキルは同程度 。

しかも、お互いに疲弊した状態にあってより強い重圧がかかる。

 

  このような困難な状況下で、

  自己効力感がある生徒は勝率は優位に高くなりました。

 

いかがですか?自己効力感を身に着けてみたくなったのではないでしょうか?

身に着けるためには、先ほどの流れを実行しましょう。

恐怖 → 自尊心 → 行動の積み重ね → 自己効力感

 

何かを始めるとき、恐怖で足がすくんだり、

「面倒くさい。」と恐怖から目を背けるのは誰しもあります。

そんな時は、自尊心(根拠なき自信)のパワーを借りて、

「なんかよくわからないけど、できる気がする!!」で始めてみてはいかがでしょうか。

 

それがいつか、

「これだけ行動してきたんだから、できて当たり前」と

自己効力感に変わります。そうなったら最強です(笑)

 

 

 

ということで、今日は自己効力感についてご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

 

それでは、またねノシ