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行動させる文章を書くには?

 

文章力が低下していると痛感している桑原です。

今日のテーマは、

「相手に行動させるための文章」を書くにはどうしたらいいか?

 

まずは…

【ハマるとヤバイ。文章を勉強すると犯してしまう3つの間違いとは?】

 

 

はい。僕はこの3つの罠に完璧にはまり倒していました。

その3つの罠というのが

 ①伝える文章を書いてしまう

 ②綺麗に書こうとする

 ③答えを自分の中に探してしまう

 

それぞれもう少し詳しくみていきましょう。

 

①伝える文章を書いてしまう

 文章力が上がると、相手に伝える能力が高まります。

 その結果、うまく伝える文章を書きがちになります。

 

 ここで一つ考えてみてください。

 何のために文章を書くのですか?

 

 相手に情報を伝えるだけであれば

 伝える文章で良いです。

 

 ただし、相手に行動を起こしてほしい場合は

 伝わる文章ではなく、相手が行動したくなる文章でなければなりません。

 

 ポイント1: 

 ワンメッセージ・ワンアウトカム!

 一つの文書で、相手に求める行動は一つのみ。

 全ての文章が、一つの行動に繋がるように。

 

 ポイント2:

 相手の想像力を利用する。

 全て書かずに、あえて想像させる余白を残しておくこと。

 余白があることによって、相手は自己説得できます。

 

 Q:

 最低限の文章で、相手に行動を起こさせるには

 今の文章は長すぎませんか?

 

 

 

②綺麗に書こうとする

 人を動かすのは、理論ではなく感情です。

 従って、綺麗で理論的な文章だけでは人は動きません。

 むしろ理論的な文章は、正論で殴られたような感覚になり

 逆効果になることもしばしば…。

 

 例えば求人でこんな文章があったとします。

 「良い上司のもとで働ける職場です。」

 文章としてはキレイかもしれません。

 

 感情に訴えるとは

 「上司との人間関係に疲れて転職してきた22歳の若者。

  今は、キャッキャ言いながら仕事をしています。」

 

 どうですか?

 綺麗な文章ではないですが

 綺麗な文章よりも、想像ができて興味が湧きませんか?

 

③答えを自分の中に探してしまう

 多くの人が、自分が読ませたいことを書いてしまいます。

 

 そこには次のような勘違いがあります。

  ・書いたら読んでくれる

  ・納得したら行動してくれる

  ・理解してもらえれば動いてくれる

 

 特に、相手が行動しない理由を

 相手が理解できていないからだと認識してしまうと

 より長く、より読みたくない文章になってしまいます。

 

 書き手が期待するほど、読み手は文章に向き合ってくれません。

 

 【刺さる言葉は、相手の心の中にあります】

 ターゲットを設定し、その人になりきり

 何を言われたら行動するのか。

 このことに向き合ってから文章を書きだしましょう。

 

 多くの人に褒められる文章ではなく

 特定の人間が行動してくれる文章を作ります。

 

 100万人から賞賛されるラブソングを書くのではなく

 一人の女性が振り向いてくれるラブレターを書きましょう。

 

と、いうことで今日は人を動かす文章について再勉強しました。

教科書に使用した本はは

「人を操る禁断の文章術」Daigo かんき出版

 

ちなみに前回参考にした本は

「ザ・コピーライティング」ジョン・ケープルズ ダイヤモンド社

 

さぁ、一から文章書きなおすぞ。

それではまたねノシ